明蓮山 聖福寺 |
(北部) |
直方市植木577 |
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赤間街道と長崎街道へ別れる要衝の地、植木の町の通りからほんの少し奥まったところにふっと山門があり、端正な甍の大屋根が現れました。当代の御住職様は15代目に当たられます。
1500年代中頃、JR植木駅裏の山の中、平家の墓がある平(たいら)という地名の場所に、六ヶ岳の城主を弔うための草庵として結ばれました。1609年(慶長14年)本山から末寺としての下付を頂き、明治18年に現在の地に移転建立されました。
年間行事の中の隔月ごとの壮年会は2時間という時間厳守の飲み会になっています。小ぶりのカラオケが置かれている部屋は酒瓶の棚があり、御門徒さんのお好みの銘柄が並んでいました。その日目掛けて行ってみたいなと思いました。
この度の親鸞聖人750回大遠忌のご縁で婦人会(女性の会)を立ち上げられ、お子様とご一緒にお参り下さることを願っておられます。40代を迎えられたばかりの坊守様のひたむきなお念仏相続の決意に触れ、手を取り合える御同行のお仲間の灯りがまた一つ掲げられる喜びに温められるご縁でした。 |
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訪問者 中村 幸代(円徳寺) |
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※鞍手組門推だより『さんが』「お寺を訪ねて」より |
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