興龍山 西念寺 |
(西部) |
宮若市鶴田883 |
|
直方市から県道21号線を、宮若市方面に向かい粥田橋の信号を左に行くと日吉神社があり、その先を左折してすぐ左側の高台に、西念寺が在ります。
西念寺は長保3年(1001年)に創建された響龍山 西塔寺がその前身であるとの事です。開基より約600年天台宗でしたが、21世の代に浄土真宗に改宗されたそうです。
爾来、現14世住職まで他力廻向の本願、「南無阿弥陀仏」の法門が受け継がれています。
昭和52年、門信徒の有難い御懇志により、門信徒会館、本堂内陣の極彩色等、鉱害復旧工事に併せ境内全体の整備を行いました。西念寺は高台で見晴らしも良く、本堂に入ると柱が少なく、天井は「折上格天」とのことで、廊下には佛婦の趣味の会の手芸作品が沢山展示してありました。
お寺での珍しい行事として、毎年1月8日の御鏡開ではゲーム等をし景品も沢山有るそうです。ご住職と坊守さまの温かい応対に、また行きたくなるお寺だなあと思いました。 |
|
訪問者 今井 勢二(円徳寺) |
|
※鞍手組門推だより『さんが』「お寺を訪ねて」より |
|