天徳山 真学寺 
(西部)
宮若市上有木963-1
 
 真学寺は県道463号を芹田で高速道と交差して赤木峠に向かい、上有木公民館のすぐ上の高台に在ります。寺伝によれば、1492年に笠松の靡山(なびきやま)に天台宗「天徳寺」として始まり、1630(寛永7)年に浄土真宗に改宗し、1724(享保9)年に現在地に移転、天徳山「真学寺」となりました。
 真学寺は仏教婦人会の活動が非常に活発で、本山に念仏奉仕団として数多く参加されています。
 現在第16代の永尾英信住職は、兼職のため鞍手組の研修会や他の例会に思うように出席できないので関係者に迷惑を掛けながら、鞍手組の動きや寺の行事はプリントして全門徒さんに伝えていると言われていました。
 しかし将来は、このお寺を限られた数の門徒さんと一緒に「心安らぐふれ合いの場」にしたいと、強い思いも語られました。もともとご法義に篤い地域で、その思い実現の折にまた訪問したい気持ちにさせられたお寺でした。
 
訪問者 鶴田 健二(真照寺)
 
※鞍手組門推だより『さんが』「お寺を訪ねて」より