慧日山 真光寺 |
(西部) |
宮若市宮田1379 |
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若宮・飯塚線を若宮から小竹方面へ向かっていくと、脇野橋からほぼ正面に集落が見えてきます。その集落へ入って最初の角を右折し200メートル程先に真光寺が在ります。
上有木での開基当初(1396年)は真言宗でしたが、その後上大隈へ移転するも兵火で消失し、それより真光寺と号して慶長11年(1606年)に本願寺派に改宗し脇野に本堂を建立されました。ただ、現在の本堂は明治41年に新築されたものです。
若院は寺院とは無縁の世界から入寺され「今迄お寺は儀式だけと思っていたが、門徒のお寺を大事にする気持ちに新鮮な驚きを覚えました」と言われるように建物の修理や境内の整備等は門徒の報謝行で行われているそうです。若院自身も「門徒のそうした思いに少しでも近付けるように、今本堂の回り廊下をサンドペーパーで磨いています」と言われていました。また「将来門徒の方々と一緒に外に出て(お寺からの発信として)社会奉仕等の出来るようになることが理想です」との言葉に次期住職としての責任と共に爽やかな新風を感じた訪問でした。
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訪問者 服部 捷子(清光寺) |
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※鞍手組門推だより『さんが』「お寺を訪ねて」より |
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